インテーク面接

 

 インテーク面接は、カウンセリングを始める準備をするための面接です。この面接では、まだカウンセリングは本格的に始まりません。しかし、カウンセラーにとっても、皆さまにとっても、実は最も重要な面接です。

 

 

 

面接を担当するカウンセラーは、「どのようなお困りごとを抱えていらっしゃるのだろう」「カウンセリングがどのようにお役に立てるだろう」と考えながらお話を聞かせていただくことになるでしょう。皆さんとの出会いと、その場の共同作業を大事にしたいので、特に面接の筋書きがあるわけではないのですが、インテーク面接では次のような話を聞かせていただくことが多いです。

 

 

 

・お困りごとが、いつ、どのように始まって、今どうなっているのか。

 

・「今」このタイミングで相談にいらしたのは、どのような事情があったのか。

 

・以前にも別の場所で相談をしたことがあるか。どのような体験だったか。

 

・お困りごとの内容について、どのように感じてきたか、今どう感じているか。

 

・どのような家族と子ども時代を過ごして今に至るのか。

 

・現在、どのような生活を送っていらっしゃるのか。

 

・カウンセリングを通して、どのようなものが得られたらいいと思うか。

 

 

 

 決して「整理して話さなければ」「なるべく網羅的に話さなければ」などと思い詰めないでください。何も用意せず、その場で思いつくままにお話しいただければ結構です。むしろその場の流れに任せた方が、大事な話ができることも多いのです。

 

 

 

 面接をご検討くださる方は、当オフィスが落ち着ける雰囲気かどうか、カウンセラーが信頼できるかどうかを確かめていただければと思います。特に、カウンセラーが自分の話を大事に聞いてくれているか、皆さんからの質問や意見を歓迎してくれるかどうかは大事なポイントだと思います。

 

 また、継続的にご相談にいらっしゃることを想定した場合、ご希望の曜日や、担当者のご希望があればおっしゃってください。心配なことや、聞いておきたいことがあれば、遠慮なくおっしゃってください。できる限りの配慮をさせていただきます。

 

 

 

 60分の面接のなかで、カウンセラーは皆さんのお話を聞いて、自分がどのように理解したか、どのように受け止めたかについて、なるべくお返したいと思います。面接後、当オフィスはカウンセリングがどのようにお役に立てるか、担当者は誰がよいかを検討します。稀にではありますが、次のような場合に、すぐにお引き受けでいない場合や、相談をお断りすることもございます。

 

 

 

・カウンセリングが害になってしまうと判断される心身の状態にあると判断されるとき

 

・お困りごとの性質や、求めていらっしゃる内容がカウンセリングに適合しないとき

 

 

 

 なるべく多くの方のお役に立ちたいと考えておりますが、できないことに時間とお金を使わせてしまうことは避けたいと考えています。また、よりお役に立てる相談先がある場合には、適切な相談機関を紹介させていただきます。

 

 

 

 多くの場合、ご相談をお引き受けする担当者のご紹介と、初回面接の調整のためにご連絡差し上げることになります。その後は基本的に決まった担当者とのカウンセリングが進んでいきます。

 

 

 

 インテーク面接が、皆さんにとって「よい出会い」となりますように。